● なんだそれ ●

先日、友人から
「ゲームやってたらなんかあーちゃんっぽい声が聞こえてきた」
って連絡を頂きまして。
「あ、それアタシだよ（笑）」って。



やっぱり親しい友人でも
アタシの声は分からないのだな。
心の中でちょっとガッツポーズ。
ちなみに、アタシの両親もアタシの声が分かりません。
まぁ単純に興味がないからだと思いますが（笑）


アタシだと分からなくとも、
そのキャラとして違和感なく聞いて（見て）もらえているのなら、
それに越したことはないと思います。
作品の中にいるのは「樋口あかり」ではないわけですから。

自分も、演じている瞬間だけは「樋口あかり」ではないわけで。
その時だけは自分から解放されるのです。
ガラスの仮面の言葉を借りると、

「役者は、千も万もの人生を生きられる」

です。

本来なら「樋口あかり」ただ一人としてしか存在できないですが、
役者の仕事をすることで、
王の妃になったり、
CIA諜報員になったり、
お付きの妖怪になったり、
パプリカの王子 ←w になったりできるわけです。


もちろんどの役も、
樋口あかりの要素は多少含まれていますが、
色んな引き出しの中からちょっとづつ寄せ集めて
合成させたような感じになるので、
アタシとは別人になる、というわけなんですね。

なんかね。
役を演じている時の方が
呼吸が楽なんですよ（笑）
「樋口あかり」として存在している方がちょっとしんどい。
「樋口あかりの正直しんどい」←いっそブログ名これに変えようかw

だから、この仕事を続けているんでしょうね。
楽になりたいから続ける。
なんだそれ（笑）と、自分で突っ込みたくなりますが。


そんな感じで、
「樋口さんってよく分からない人」というイメージを
これからも保ち続けようと思います（笑）


なんだそれ（笑）



つか今日の記事（笑）ってばっかだな。