●人の人生と向き合う●

 NHK番組、『君たちに明日はない』を見ています。
坂口憲二さん演じる、リストラ請負会社の社員が主人公の、
シリアスドラマですね。

今日は、とある芸能（音楽）事務所が舞台の話。
あれ、これ再放送かな？前にも観た気が。
あ、観たな。


所属アーティスト達を「数字」として見る、頭脳明晰で現実的なマネージャと、
あくまで「人間」として見て、彼らの人生と正面から向き合おうとする、熱血マネージャ。

この二人のどちらかを残し、どちらかをリストラしなければならないというお話でした。

それぞれのマネージャが面接を受けるシーンがあったのですが、
後者の熱血マネージャの台詞がね。すごく頭に焼き付いたんです。


「客ってのはな、感動を買うために金を出すんだよ。その感動はどうやって生まれるか？
溢れる才能と、血の滲む努力と、愛から生み出されるんだよ」


最後の「愛」というのは、マネージャがアーティストに注ぐものなんだと、
この後の台詞で彼が言っていました。そして、アーティスト達のことを植物に例えて

「きちんと水やって、時々話しかけて、ちゃんと世話してやって初めて真っ直ぐ育つ」

っていうような事も言っていました。（←曖昧にしか覚えてない；）


これ聞いてたら、なんか泣けてきてね。
あぁ、あたしも真っ直ぐ伸びなきゃなぁ、って。
もらってる水、大事にしなきゃなぁ、って。


大丈夫。
根っこは絶対に腐らせない。



ところで、結局どちらのマネージャが会社を去ったのでしょうか。

どちらだと思いますか？？