●ウィケッド＠ブロードウェイ●

先日、ブロードウェイのウィケッド（←敢えて英語読み）を
観る機会を得まして、最後まで堪能させて頂きました。

四季のも凄かったけど…
やっぱり本場は違うんですねぇ。外人さんの歌唱力は凄まじい。
アンサンブルであっても、一人一人のレベルが半端ねぇです。
あと、アドリブらしき箇所がいくつもあって、
四季よりも自由度が高いみたいです(笑)

こちらはグリンダ。（クリスティン・チュナウス）

「あれまぁ！お人形さんみたいやなぁ」と、
田舎のばあちゃんのように思わず呟いてしまうほどの美しさ！
芝居がものすごく生き生きとしていて、グリンダってこんなにはっちゃけてておバカな役だったのかと、ちょっと...
いや、かなり好きになりました（笑）
四季の沼尾さんよりも、はっちゃけ度がめちゃくちゃ高かった！

そしてこちらはエルファバ。（イディーナ・メンツェル）

外人さんだと、緑でも違和感がないです。
歌もさすがでした！もの凄い息の吸い方してるのに
、なんでむせないんだろうと不思議でしょうがない（笑）
それに、感情の細かいところまでとても丁寧且つダイナミックに
表現されていて、特に1幕の最後、オズの魔法使いに逆らって
立ち向かおうとする場面では、沸き上がってくる「恐怖」と、
それを必死に抑えて自分の限界を越えてみせるという「覚悟」が
交互に入り交じった表現に、釘付けになりました。
息づかいだけでも気持ちが伝わってくる感じでしたね。


さぁ、ヒグチのウィキッド熱はいつまで続くことやら（笑）
でもこうして感化されているおかげで、
良いモチベーションを保ち続けることができるからいいのかも。