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俳優(声優)・樋口あかりの血管の中が沸騰するようなしないような日々についてのブログです。
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再びザムザ阿佐ヶ谷↑にて芝居を観てきました。


◉劇団☆A・P・B-Tokyo◉ 

作:寺山修司/『田園に死す』

(なんとマメ山田さんが出演されてました!生で見たの初めて!)


この劇団の芝居は初めて観ましたが、
いやー!期待どおりでしたね!
まず「へぇぇ!」と思ったのは、
入場した時点で、もうすでに役者が舞台上にスタンバッてて、
薄くたかれたスモークの中、なにげに芝居してるんですよ(驚)
もちろんセリフはなくて、三味線を弾いてたり、
小さくうめいてのたうち回ったり、
ろうそく持って不気味な動きをしていたり。
これから始まる寺山ワールドが、じわじわ滲み出してきてるって感じですね。
で、客席がだんだん埋まってきて上演時間が近づくにつれて、
三味線の音が、ほんの少しづつだけど、徐々に徐々に大きくなっていくんです。そうだな、5分ごとにそのレベルが上がっていくような感じでした。
スモークも徐々〜...に濃くなっていって、それに合わせて役者の動きも微妙に変わっていって。そのまま音楽が高まり開演へ。

開場してから開演まで、約40分くらいだったでしょうか。
その客入れの間中、分刻みでず〜〜っと芝居してた役者さん達(と三味線弾いてた人)に小さな拍手を(笑)
こういう細かい演出、素晴らしい...!



はい。
衣装や照明や小道具、そして役者一人一人の芝居にいたるまで、
すべてをもってして、独特の赤黒い世界が作り上げられていたと思います。
すげぇまとまってた。
全体を通して緩急がたくさんあって、2時間半という長丁場にも関わらず、
最後まで時計はまったく気になりませんでした。



いやもうね。
泣けてしまってね。


少年の日の、母への憎悪、執着。そしてその裏返しの、深すぎる愛情。
寺山作品はいつもこれが柱になってますよね。

途中から、大人になった寺山の視点で過去を見直していくという流れになるんですが、そこからの彼の台詞が、いちいち脇腹にジクジク来るんです。
少年の日の自分と対話しながら過去を整理していく。
まるで自分自身を見ているようで。
首を掻きむしりたくなるこの感覚。


…嫌いじゃない。
ずぶずぶずぶずぶ…(沈)



あちなみに、樋口の家庭環境が劣悪だったとか、
そういうわけではありません。

ただやはり、『母』という存在は、良くも悪くも
常に私の柱になっているということです。

だって彼女の中から生まれてきたのですから。



思わず「東京巡礼歌」を口ずさんでしまった帰り道でした。




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落ち着くのぅ…
これはモンゴルだろうか。


歌が素晴らしくて寝るのが惜しい。



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メガネ屋さんで、超強力レンズクリーナー(しかも雨よけ)
をもらったので試してみました。

おぉぉぉ…!
明るさがさっきまでとは桁違いだよ!


あの店頭によく置かれてるメガネ洗い機もすごいよね。
こないだコンタクトしてたのに、その洗い機使おうとして
ついメガネを外そうとした自分にウケました。
いや、なぜかかけてる気になってる時ってあるのよ。

誰も見てなかったみたいだけど、
おかしくてつい顔がにやぁーっと笑けてしまい、
マスクしてなかったから、手でニヤけた口をサッと隠して、
足早にその場を去りました。



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スーパーナチュラルⅢの完パケ(DVDボックス)を頂きました!
(しかも全話分)
「お世話になりましてありがとうございます」と、
丁寧にメモまで付けてくださって。
「いえそんなこちらこそ!!」と、メモ(制作さん)に向かって
つい頭を下げてしまいました。


ルビーは、今までやった役の中で一番好きかも。
もうしばらく演っていたかったですね!

ね!



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久しぶりに観ました。

樋口的には、身毒丸は藤原氏よりも武田氏派なのです。

あ、もちろんルックスではなく芝居がです。

(いやルックスもか?/笑)

藤原氏は、ものすごく緻密に計算されて、
とても丁寧に組み立てられた芝居をしているように見えるのですが
(他の作品でもそうだけど)、
武田氏は、ほとんど素で空気を作り上げてしまっているように見えます。
いや、もしかしたらそれも計算の上に成り立ってんのかな。
計算なんだけど計算だと思ってなさそうな感じだな。
だとしたらすごいね。

本能だけで演じるというのも、たまには必要だったりするのだろうかとか、
ぼーっと考えちゃいましたね。



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コラム/声優への道
樋口が通った声優養成所についての回想記事を書いています。好評連載中!(※ facebookの「STORYS.JP」というアプリに登録することで、全文読むことができます。
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プロフィール
HN:
樋口あかり
性別:
女性
職業:
俳優/声優
趣味:
ファミコン・昆虫観賞
自己紹介:
主に吹き替え・ボイスオーバー等の仕事を中心に活動しております。


<主な出演作品>

☆吹き替え☆

●イ・サン
 嬪宮(ピングン)
 孝懿(ヒョイ)王妃 役

●コバート・アフェア
 CIA諜報員アニー
 アニー・ウォーカー役

●ホワイトカラー
 サラ・エリス役

●HAWAII FIVE-O (シーズン2)
 ロリ・ウェストン役

●太王四神記
 カクタン役

●スーパーナチュラルⅢ
(サードシーズン)
 ルビー役

●ウィッチマウンテン
〜地図から消された山〜
 サラ役  etc...


☆ボイスオーバー☆

●NHK地球ドラマチック
●BS世界のドキュメンタリー etc...


☆アニメ☆

●ゼロの使い魔 
ジェシカ役

●夏目友人帳
 瓜姫 役

●ねぎぼうずのあさたろう
 パプリカ・ムクレール3世 役

●タクティカルロア
 虹浦鈴音 役
 恵美アイナ役 etc...


☆ゲーム☆

●ヒイロノカケラ
〜新玉依姫伝承〜
 鴉取千尋 役

●ワンド・オブ・フォーチュン
 ヴァローナ役
 クレーネ役 etc...


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 ご容赦ください
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